ぽすどくのデジタルタトゥー

自己主張してみたいメタ認知モンスター

自己と他人

他人の美しさを認めることができるのは、自分の美しさを知っているから。

他者の研究の素晴らしさを語れるのは、自分の研究に誇りを持っているから。

 

何においても競争を強いられる、白黒で評価されてしまう、全ての人間が敵となりうるこの世界で、真の意味で他者を認め受け入れることができる人間は、自分の周りで騒めく音に惑わされず、己との対峙に全てを集中している人間である。

自分の美しさで戦う人である。

 

他者との比較に意識を取られた時点で、自分との勝負では既に負けである。

 

自己中心的になりやすいこの世の中で、他者と比較するではなく、他者を尊敬することがどれだけ難しいか、真の意味で他者を受け入れることがどれだけ苦しいことか。

そのためには己の弱さに向き合う必要があるから、自分の弱さを認め克服しなければならないから。

 

他者は自分の写し鏡。

自分が他者を見る目は、翻って自分が自分を見る目である。

 

もう揺るがない。

もう惑わされない。

自分を貫いて生きていきたい。