2022年
飛躍の年にします。
2021年はどんな年でしたか?
僕個人は、変化・発展の年になりました。
研究面でもそれ以外の面でも、前向きな変化が非常に多くて、目まぐるしい程にとても密な年でした。
研究に関しては、データを沢山出すことができ、発展を感じた一年でした。
研究以外のところは、事務所に所属してプロのファッションモデルとして活動を始めることとなり、大きな変化を感じた一年でした。
2021年が始まったばかりの頃、DC2に内定していた一方で実際の研究進捗状況はあまり芳しくなく、実力と肩書きの差にぼんやり苦しめられていました。
テーマを与えられてから約4年が過ぎた頃でしたが、解析せどもデータはでず、D論すら危ない状況でした。
その時現実逃避を兼ねて自分への誕プレとして黒足袋を買ったのですが、これが後々ファッションへのめり込むきっかけになりました。
今思えばファッションモデルになったルーツですね。(散財の肯定)
D2に進級したころ、4年ごしにようやくデータを出すことができ、D論をまとめるる道筋が見えました。
本当にホッとしました。
ちょうどそれと同時期、若手研究者向けの挑戦的課題に予算を出すという募集が公表されたので、応募してみました。
要件は、全て自ら着想したこと。
個人的には面白い研究テーマを思いついたなあと自惚れていました。(研究者あるある)
提出して数週間、結果が返ってきました。
採用
とても嬉しかったです。
自分が考えたテーマでお金を取ることがこんなに嬉しいのかと、とにかく嬉しかったです。
(後々になって、この研究費は書けばみんな通してくれるようなものだとわかったのですが)
その後は粛々と研究を進めていました。
そして夏頃、後輩二人の面倒をみることになりました。
教育という社会的責務。
モデルに興味を示し始めたのもちょうどこの頃。
継続的に服へ散財はしており、その時に着た服を通して、ルックやファッションモデルに対して憧れを持つようになりました。
後はモデルみたいだねと煽てられたのもそのきっかけです。(単純人間)
秋に入ると、自分で立ち上げた研究テーマでデータが出始めました。
これまた自分が考えたテーマでデータが出ることがこんなに嬉しいのかと、これもとにかく嬉しかったです。
その波に乗って、モデル事務所に履歴書を送りつけました。
そして今所属している事務所とご縁があり、プロのモデルとして活動が始まりました。
自分の人生が変わる瞬間で、興奮し過ぎて気持ち悪くなった記憶があります。
冬は研究とレッスンに夢中に励みました。
研究者とモデルという二面性を持つようになり、自ら望んでいながらも実際そうなってしまった自分に少々戸惑ってはいます。
今年はひとつひとつ噛み締めて噛み砕いて解釈して、一人の人間として次元を上げていけたらと思っています。
研究者としては、高みへ向かうこと。
モデルとしては、内面からとことん自分を磨き上げること。
一人の人間としては、感情を操ること。
周りへの感謝と尊敬を忘れず、我が道を突き進みたいと思います。
2021年は大変にありがとうございました。
2022年もどうぞ宜しくお願い致します。