いかがお過ごしでしょうか。
この4年弱、のらりくらり避けていた壁に今まさにぶち当たりました。
科学者として、場合によっては一介の社会人としての壁ですね。
正直研究者を目指すならこんな壁は早々に乗り越えるべきであって、今更ぶち当たっている自分に情けなさを感じるのですが、戒めとして記録に残します。恥でもありますがあえて。
とても雑多な文章。
今後反面教師になればせめてもの救い。
今まで色々実験はしてきたけれど、特にいいデータは得られず、自分のテーマに関しては新規性とかストーリーとかあんまり気にしていなかった。
ほんとこれは”研究”ではなくただの”実験”。学部生のやる実習が少し大掛かりになった感じ。
ただここにきてやっと研究の種が見つかった感じがして。喜ばしい反面、その種を目の前にしてなにもいいアイデアが思いつかない自分。どんな肥料をあげたら良いのか、そもそもこの種は誰もみたことのない種なのか、すでに花咲かせているのか、それすらわからない。本当に情けない。知識の欠如、情報収集能力の無さ、創造性、全て研究者として必要不可欠な能力なのに、どれをとっても能力が足りてないことを痛感する。学生のうちに気づけたのが不幸中の幸いか、、
やることだけは溜まっていく、タスク消化に励むけど全て中途半端に終わっているような気がして。マルチタスクも冷静に捌けない自分のキャパシティにも嫌気がさす。
先生は色々仕事を任せてくれるけど、なんでそんなに仕事をくれるのかわからない。先生は自分の何を見ているんだろう。
人はたまに謙虚だと言うけれど、そうではなく、これは単に適切な自己評価をできないだけ、客観視は難しい。
でも客観性も一社会人として必要な性質。これも足りていない。
実験も立て続けに失敗するし、何をやってもうまくいかない感じ、上手くいきそうにない予感。目の前の事があんなに楽しかったのに、今はどうだろう。さすがに凹んだ。
プレゼンも上手くならないと。正確に伝えることを意識した言葉遣い。
あと2年ちょっと。月日は簡単に過ぎる。
ひとつひとつ自分のものにしていくしかないと自分に言い聞かせる。
全て乗り越えたころには、大きくなっている、とりあえずそう信じて、今は前を向く。無理矢理でも楽しんでみる。
サントラって曲が素晴らしいので聴いて
沁みる
盛大な独り言。